週末、サウナ。

新規開拓に目がないポン子(29)と、ホームサウナを何より大切にする相方(30)の週末銭湯サウナ記録です。

もはやサバイバル。サウナ錦糸町編(墨田区)

ポン子です。

 

サウナ好きの人であれば、一度は聞いたことがあるであろう、「サウナ錦糸町」。

capsuleinn-kinshichou.tokyo

 

 

ここに何があるか、ご存知でしょうか。

 

そこにあるのは、120度の灼熱サウナです。

そして、泳ぐことができる全長7mの水風呂。

 

残念なことに、ここは男性専用施設。ドラマで見たり、テレビで取り上げられても、そこに女は入れない。

 

しかし、実はこのサウナ錦糸町に10月1日から、女性専用のサウナができるらしい。

その名も「サウナ錦糸町WOMAN」。今月中は今月中は660円(税込)で利用できるとのこと。(10/1からは3時間1000円)

 

ゆいる帰りのとても気持ちが良い時に、ふと「明日も休みだから、ついでに行っておくか~」と軽い気持ちで。

 

この考えが甘かった。サウナ錦糸町でポン子を待ち受けていたものとは…!

 

 

総武線にゆらゆら揺られ、到着した錦糸町から歩いて2分。駅から歩いてすぐサウナ錦糸町に到着。

 

サウナ錦糸町の建物の周りには、タバコをプカプカふかしたお兄さんたちがたむろしています。コワいな…

入口のマットに「男の勲章」…。

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入って受付付近も、男性の空間!という感じでドキドキします。「本当にここに女子サウナ、オープンしてるのぉぉ(´;ω;`)」とビビりながら、恐る恐る下駄箱に靴を…

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受付のシュッとした男らしいおじさんが受付をしてくれる。不安だから色々聞いてみる。

「水はドコデスカ?女性用の入り口はドコデスカ?」


お兄さん、不安そうなポン子に親切に答えてくれます。660円をPaypayでお支払い。フェイスタオルと合わせて、バスタオルを2枚も渡してくださいました。「2枚モ?」と聞くと、岩盤浴用にね。と。

 

受付のお兄さんに教えてもらい、お水を買いに3階にあがります。男性の宿泊スぺースみたい。何も見てないです。すみません。お水だけ買わせてください。

 

購入したら地下へ、と教えてもらったので、受付に戻り、そこから階段を下って薄暗いところへ向かっていきます。どうやらここから先は女性空間らしい。

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ビビりながら扉を開けると、そこにはやっと女性が!!!嬉しい!ほっ!!

 

狭い空間に洗面台やドライヤーなどなど…所狭しと。雑多な感じです。なんだか忙しない雰囲気。

扉が3つくらいあって、手前の白い部屋は休憩スペース。真ん中が岩盤浴兼サウナへの入り口。そして1番奥が浴室のようだな…。

 

早速岩盤浴の扉を開きます。携帯の充電しながら寝転べる岩盤浴スペースの端に、サウナへの入り口が。サウナマットを取って、サウナ室へ。

 

ギギギ…!

暗くて狭い空間に、ゆらゆらと炎のような怪しい光が揺れています。揺れているというかサイレンみたいに回ってる…危険な雰囲気がします。なんだかお化け屋敷のような、怪しい秘密基地のような空間です。しかも、誰もいないの~!怖い!


サウナ錦糸町といえば激熱サウナですが、女子のサウナも、危険レベルの熱さ。120度あるらしいです。小さな小石が敷き詰められた足場、そして座るスペースにも小石。これが熱いの熱いの。マットなしじゃ座れません。そして、まともに歩けない。


すぐそばにメラメラ熱されたサウナストーンが乗った、サウナストーブ。部屋には温度計も、時計もなし。「己で測れ、感じろ」と。

 

ナ二ココ…?


真っ暗な空間、怪しい光。そしてお尻と足の裏からダイレクトに伝わる熱さ。手に付けているロッカーキーが熱くなりすぎて、手に付けていられない。

最後らへんになると、手の甲の関節は熱さで痛くなるし、唇はヒリヒリしてくるし、むせる。

 

これは危険だ…!早く水風呂に行かないと。

 

と、身の危険を感じ、部屋を見渡すと、サウナ室の角に、光が指す小窓が…!

 

これが実はサウナ室からダイレクトに水風呂へ続く扉。

サウナ室を出て、そのまま水風呂に行ける扉のようだ…!地獄から天国への一本道。

 

はぅぅ熱い!一刻でも早く!

これが、簡単に出れない。扉を開ける際に、扉の取っ手が脅威的に熱い!すぐさま火傷レベル。扉が小さいから、出口付近に腕が触れたりして…もう、四面楚歌って感じです。


歩く足の裏も熱くて痛いし、触れる扉も熱いし、下手したら火傷を負ってただれそう…

 

早く出たいのに!!となかなかうまく水風呂への扉を開けられないポン子。灼熱地獄からの脱出。まるで地獄絵図です。笑

 

やっと扉に手をかけることができ、水風呂へ続く階段を転げ落ちそうになりながら、そのまま水の中へジャポン。汗を流すこともなく、そのまま入水。温度は12度。上から水の滝がドバドバ落ちてきています。

 

なんだったんだ。この一連の流れは…

心臓のバクバクを抑えながら、休憩室に行きます。冷静に振り返ってみる…

 

「どうすれば、このサウナをうまく乗りこなせるか…」

 

 

熟考の末の2セット目。

戦い方を覚えたポン子は座る位置、サウナ室にいる時間、そして脱出の仕方を徹底的にイメトレ。

 

およそ5,6分温まった後はそーろそろと、早く水風呂に浸かりたい気持ちを抑え、熱いところを触らないように脱出します。

 

…うまくいった。

 

そして、水風呂も、今度は滝の下に行き、頭の上からどかどか水を浴びます。最高に気持ちいい。そして慣れればめちゃくちゃ良い温度であることに気づいた水風呂の中で、羽衣をまとう。

温度は10度ちょっとを指しているが、10度?そんなことはない。これ18度くらいあるやろなんて余裕をこくくらい水風呂もバッチリ決めました。

 

そして、再び休憩スペースへ行きます。

 

すると。

 

…イケた。ポン子は乗りこなすことができた。

バチバチに闘志を感じるサウナ錦糸町で。ポン子は負けなかった。

 

 

嬉しかった。ばっちりととのわせていただきました。
全身にあまみがでるのはもちろんですが、手の甲の関節が真っ赤っかになってました。
え?ナニコレ、やけど?笑

 

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あまみ(赤いぽつぽつ)と手の甲の間接が真っ赤っかなのが伝わりますか…

 

その後3セット目もしっかり乗りこなし、汗を流してドライヤーをサクッとして、サウナ錦糸町を後にしたのでした。

 

 

 

約1時間強の激闘…


サウナ錦糸町。容赦も遠慮もまるでなし。

そこはここにあるものを、ただ感じろ、と無言で突きつけられたような、男前すぎるサウナでした。

 


今までのわたしのサウナ生活って、ゆるゆる、あまあまだったのかと、謎の反省の思いまで出てきました(笑)

 

「ととのわなくなったァ〜」とか、「サウナどこいこかなァ〜」なんて甘いことを考えるようになったら、サウナ錦糸町に来て、ガツンと蹴りを入れてもらおう、と思ったのでした。

 

メンタル面でも、ここに来ると、
熱すぎて何も考えられない。水風呂に入って全部忘れる。これこそサウナの良い効果なわけです。

 

帰り道。

戦いの痕(あまみ)はサウナを出てもしばらく引かないのでした。家に帰って、またシャワーを浴びた後、ドライヤーをすると、皮膚がアッチッチ。やっぱこれ、やけど?笑

 

恐れ入りました…

来週のサウナは、ヒーリングミュージックが流れる、優しくて甘やかせてくれるサウナに行きたい←

 

2021.09.26 ポン子

 

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